あなたのシャンプーを選ぶ基準は何ですか?
自分に合っているものですか?

毎日使うものだからこそこだわりたいのがバス用品。
その中でも、スタイリング剤や汗などを落としてスッキリするのに
必要不可欠なのがシャンプーですよね。

では、シャンプーは何を基準に選べば良いのでしょう?
難しい問題ですよね。
今回はそのシャンプーを選ぶ際のポイントをお伝えします。

シャンプーはどうやって選んだら良いの?

価格、香り、CMでやっていて流行りだから、美容師さんに選んでもらう…
など選ぶ基準は様々だと思います。

まず、シャンプー選びは髪質を保つためにも、
角質ケアのためにもとても重要
なものなのです。

シャンプーがあなたの髪の毛と頭皮を決めると言っても過言ではありません。

髪質への影響

実は、髪の毛を洗うときもダメージがつきます。
なぜなら、濡れている髪の毛同士をこすり合わせてしまうためです。

そのため、シャンプーを選ぶ際一番重視すべき点は
泡立ちの良さとお客様に助言をさせていただいています。

洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていると、
シャンプーをするたびに髪の痛みが激しくなります。
また、カラーリングの色落ちが激しくなってしまったり、
パーマがかかりにくい・だれやすいなどデメリットばかりです。

また、頭皮は水分と油分のバランスが1:1が望ましく
そのバランスが保たれていることによって頭皮が健康な状態にあり髪も美しさを保つことができます。

洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていくと、
必要な油分まで洗ってしまうため頭皮が砂漠のように
カサカサ
になってしまうのです。

そうすると、頭皮は足りなくなった油分を補うために毛穴から過剰に油分を分泌します。
これが、ベタつき・毛穴のつまり・匂いにつながり
さらに繰り返すと薄毛・抜け毛・頭皮の荒れの原因
になります。

避けるべき成分とは

全てのシャンプーのパッケージを見ると、内容成分が書いてあります。
まずはここで判断しましょう。

高級アルコール

市販のお安めの商品によく見られます。
ラリウル硫酸Na、ラリウル塩酸カリウムなどの「ラリウルと「硫酸」
付いていなければほとんどの悪いシャンプーは避けられます。
これは、石油系合成界面活性剤の一つです。
石油系合成界面活性剤は、何が良くないのか?
”角質層を壊してしまう”
つまり肌のバリア機能に影響します。
水分が蒸発しないように保湿をしてくれたり、
刺激や異物から守る角質層が破壊されていくため
カサつきや神経がむき出しになりヒリヒリします。

他には「スルホン酸」とつく成分には注意しましょう。

石鹸系

石鹸シャンプーは良いと世間では言われています。

確かに、石鹸シャンプーは頭皮への刺激は少ないです。
ですが、育毛を意識していないので皮脂を取り過ぎてしまいます。
また、石鹸はアルカリ性です。

髪のキューティクルが強制的に開くため、ダメージにつながります。
また、シャンプーより量を使わないと泡立たないので
石鹸カスが髪についてしまいゴワゴワになってしまいます。

昔はそうだったかもしれませんが、今は違います。
石鹸シャンプーはいいとこ無し。髪を洗うものとしては
最悪のものだと断言していいです。

アミノ酸系

最近美容室で使用しているシャンプーに多いのがアミノ酸系。
以前私が勤めていた美容室もアミノ酸系でした。

肌や髪に優しく、髪の内部まで整えます
ですが、保湿力があるためしっかり洗わないと
ボリュームが出にくいというのがあったり…なかったり…。
弱酸性成分なので、洗浄力が弱いのも難点です。

ノンシリコンって何?シリコンが入ると何が悪いの?

ノンシリコンとは確かに疑問ですよね。
シリコンとは、ダメージヘアも手触りを改善できる成分です。
比較的安価で作れるため非常によく使われます。

シリコンのメリットは手触りを良くするということ。
ですが効果は一時的。根本的な改善にはなりません。
サラサラっと風になびくロングヘアは正直ノンシリコンだと
難しいところもあります。

ですが、シリコンが入っていないと手触りが悪くなり、
まとまりもなくなります。

なさ過ぎても、あり過ぎても良くないため難しいところですが
ポイントは成分表の後ろの方に書かれていることです。

成分表は多い順に書かれていますので、後ろの方にあれば
少ないシリコンだということになります。

自分にあったシャンプーとは

では自分にあったシャンプーとは一体なんなのでしょう?
どうしたらわかるのでしょう?

まずは自分の頭皮タイプを知ることです。
頭皮はそれぞれ違います。

一番は美容師に聞いてみることです。
これが一番信用できます。
美容師はあなたの頭皮の状態をあなた以上に知っている
いわばスペシャリストです。
逆に言えば美容師があなたの頭皮のことが分からなかったら、
信用できないと思っていいと私は思っています。

そのスペシャリストに見てもらい、可能なら選んでもらいましょう。

それが難しい人は、簡単ですがチェック方法があります。
指で頭皮をこすって見てください。

脂っぽい人は指先が光りますし、乾燥している人は何もつかないか
フケのような細かいものがつきます。
これであなたの頭皮タイプがわかります。

頭皮タイプ別 おすすめのシャンプーとは

脂性タイプ

脂性肌の方は、通常よりも多く皮脂が分泌されています。
必要以上の皮脂は毛穴のつまり・かゆみ・抜け毛などといった
トラブルを起こすので洗浄力に優れたシャンプーが良いです。

また、スカルプケア用にすると洗い上がりがさっぱりしますし
毛穴も綺麗にしてくれる成分が入っているためお勧めです。

■おすすめのシャンプー

 


■チャップアップシャンプー

頭皮の余分な皮脂や汚れを落とします
植物成分22種類・オーガニック成分10種類配合。
健康的な頭皮環境を保ちます。

乾燥タイプ

乾燥肌の方は皮脂の分泌が少ないためカサカサしています。
つまりフケになりやすいのが特徴です。
皮脂を落としすぎると、頭皮のバリアが薄くなるため
頭皮の荒れる原因になりヒリヒリしたりします。

そのため保湿成分が含まれているシャンプーが良いでしょう。
アミノ酸系は保湿力があり、洗浄力が弱いのでぴったりです。

■おすすめのシャンプー


■ハニーチェ

厳選されたオーガニックのフラワーオイルと
ハチミツを贅沢に配合したシャンプーです。
保湿効果のあるアミノ酸と、シアバターが含まれているので
内側からも外側からも効果
があります。
まとまりも良くなりますが、何と言っても香りが良い!
女の子らしいフラワーハニーの香りは、
シャンプーの時に癒される
と大好評です。

カラーリングをしている方のシャンプー

カラーリングをすると、カラー剤の特徴により1週間は髪色が不安定になります。
この1週間のうちに使用するシャンプーに気を使わないと
髪色が色褪せてしまうという残念な結果になります。

カラーリング後の1週間はカラーリング用のシャンプーを使いましょう。
カラー用は、美容室にあります。

この1週間だけ使えば長持ちしますので
サロンのシャンプー高いからなあ…と躊躇している方も
再度カラーに費やすことを考えるとお得ではないかと思います。

今すぐ欲しいという方は、ドンキホーテなどに
カラーシャンプーが売っています。

紫シャンプーなど有名ですよね。
でも人によっては痒くなる・次のカラーが染まりにくいなどと
市販ならではのデメリッドがありますので注意してください。

まとめ

自分に合うシャンプーと出会うには
正直様々なものを使ってみるしか方法はないと思います。
使ってみてゴワゴワするから違うな、
痒くなるな、重たすぎるななどと感じることは人それぞれ。

CMでいいっていっているから
匂いがいいから
価格が安いから

選ぶ理由は様々ですが、それよりも自分に合っているかということに
重点を置いて見てください。
きっと今までよりも素敵な髪になり、オシャレが楽しくなりますよ。