最近ドラックストアや、ネットなどで
よく見かける身近な商品のシャンプーブラシですがご存知でしたか?
頭皮を洗う、突起がついたブラシです。
シャンプーブラシで洗うと突起が毛穴の中まで
はいっている気がしてすっきりするという声が
たくさんあがりますが、そもそもシャンプーブラシは
頭皮や髪の毛に良いものなのでしょうか?
最近は種類も増え、値段も比較的安価のため
使ってみたいけどどうなんだろう…と
お悩みの意見が多く、美容師のなかでも意見が分かれ賛否両論です。
ここでは、シャンプーブラシに対する
疑問などをプロの意見も取り入れながらご紹介します。
気になるメリット
まず具体的にどんな効果があるかご存知ですか?
多くの意見がありますが、美容師として
以下の効果が挙げられると考えています。
リラクゼーション&マッサージ効果
お客様の悩みとして一番多いのは
自分で洗うのが苦手というお声です。
特に女性のお客様は、長さや毛量によって
うまく洗えないというのが現状です。
ですが、シャンプーブラシをつかうと
非常に洗いやすいためストレスが減るという
意見が圧倒的に多く、素人でも気持ちよく洗えるため
リラックス効果が増すと考えられます。
また、シリコン制で弾力があるため
頭皮をマッサージするように洗えます。
頭皮が洗える
リラクゼーション効果でも説明した通り、
洗うのが苦手な方は適当にササッと洗いを
済ませてしまう方が多いようです。
ですが、シャンプーブラシの突起が頭皮に触れ
今まで指が届いていなかった部分にも触れるため
しっかり洗うことが出来て、洗い残しが減ります。
今までより、時短になるのもポイントです。
ネイルしている人もしっかり洗える
近年の女性はネイルをしている人が多く
ジェルやスカルプで長さを出す人も
昔に比べたら多くなりました。
長さを出している人は本当にシャンプーが
大変です。
絡まりますし、傷もつきやすい、
折れやすいといったデメリットだらけです。
しかし、シャンプーブラシをつかうことで
髪にも頭皮にも優しく洗うことができます。
デメリットとは
良いところも多いシャンプーブラシ。
ですが、実は危険な部分もあります。
抜け毛が絡む
人間は抜け毛が毎日100本前後あるので
抜け毛は仕方ないとおもいます。
ですが、シャンプーブラシについた抜け毛を
放置すると絡みついてとれなくなります。
衛生的にもよくありません。
毎日メンテナンスを行うのが鉄則です。
頭皮に傷を付けやすい
シャンプーブラシは先が尖っている
シリコン製が主流。
その尖っているものでゴシゴシこすればあっという間に頭皮は傷だらけ。
頭皮に傷がつくと、炎症や抜け毛などの
原因になりやすいため注意が必要です。
シャンプーブラシは使わないほうがいい?
NOとはいいません。
上記でお話ししたように、ネイルをしている人や
剛毛でしっかり洗えない人にとっては
こんないい商品はありません。
使い方さえ守れば日々のヘアケアが
楽になります!
先が尖りすぎて無いものを選ぶ
先が尖りすぎているものは頭皮に傷をつけます。
触ってみて痛くないかな?と思い、
いざ使ったら痛い…ということもあるので
注意が必要です。
私個人としてはこのように、
先が尖りすぎず丸みがあると
痛くありませんでした。
力加減は少し押し当てる
一番重要なのは力加減。しっかり洗おうとして
ゴシゴシこすれば頭皮が傷つきボロボロになります。
優しく洗うことが大切です。
小刻みに動かす
左右に小刻みに動かして洗いましょう。
円を書くように洗うと毛が絡みやすく
抜け毛の原因になってしまいます。
シャンプーをしっかり泡立ててから
シャンプーが泡立っていない状態でつかうと
滑りが悪くなるのと同時に力が入りすぎるため
デメリットでしかありません。
しっかり泡立ててからシャンプーブラシで
洗うことで隅々まで洗うことができます。
なぜ美容師がシャンプーブラシを不要というの?
クチコミや、お客様のお声などで
美容師にシャンプーブラシはいらないといわれた。
とよくあります。シャンプーブラシについては
美容師でも意見がわかれます。
美容師は毎日何十人の頭を触り、剛毛だろうが
多毛だろうがシャンプーをします。
なので、シャンプーブラシをつかわなくても洗えるので
必要ないというのだと思います。
ですが、わたしも主人も美容師ですが
使っています。仕事でつかれたり、時間がなく
すぐにお風呂からあがりたかったりもありますが
私自身剛毛で多毛なので洗うのが面倒です。
なのでその時の状況にあわせて使うのは
悪いことではないと思います。
まとめ
シャンプーブラシは安価で種類も豊富です。
なので、手が出しやすいがゆえ間違った使い方をすれば
抜け毛や炎症がおこり将来薄毛になりうるものです。
髪はエンドレスではえてくるものではありません。
ひとつの毛根から何回ときまっていますし、
使い方を間違えれば毛根に負担がかかり
その毛穴が機能しなくなることもあります。
安価で手が出しやすいため、使い安いですが
危険も沢山あり注意が必要です。
1人1人髪質がちがうので、自分にあった硬さ
(多毛なら固め、細毛なら柔らかめなど)を選び
正しい使い方をしていけば毎日のストレスもなく
リラックスしたバスタイムになります。
あなたにあったシャンプーブラシで
美髪になれるならぜひ1度ためしてみては
いかがでしょうか?
正しく使って美髪を目指しましょう!