ヘアケアは、女性にとって欠かせない毎日の習慣と
言っても過言ではないくらい日々の生活に根付いて来ました。
美容師としては、嬉しく思います。
少し前までは、トリートメントをしたから家では
ヘアケア商品は使わないという残念な声がとても多く、
美容室に来る度にダメージ具合が進んでしまい
オーダーする髪型や施術が出来ずにお断りしたことも
多々ありました。
ですが、最近では自らサロンや市販の
ヘアケア剤を購入しケアをする時代になりつつあります。
ですが、それぞれのメリットを活かせていなかったり
間違った使い方をされている方がいるのも事実。
つければ良い訳ではなく、それぞれの特徴と
正しい使い方があるのです。
今日は、ヘアケア商品についてお伝えします。
チェック!正しく使えている?
「毎日ヘアケア商品使っているのに、質感が変わらない」
とお悩みをお持ちではないですか??
- シャンプー後すぐつかっている
- なんとなく選んだ
- 根元付近からしっかりつける
この3つのうち、ひとつでも当てはまった方は
正しい使い方ができていません。
▶間違った使い方を続けると、
- 髪がバサバサ、つやがない
- まとまりがない
- ボリュームがでなく脂っぽい
- 髪のダメージが増した
と、様々なデメリットにつながります。
悩みを解決するためにヘアケアをしているのに
自ら悩みを増やしまっているのではないでしょうか。
正しいヘアケアとは
洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントは髪の保護に効果があります。
使い方は、しっかりとタオルドライ(髪の毛の余分な水分をタオルで取り除く)をしてから使用します。
タオルドライをしたあとは、キューティクルが閉じている状態ですので、洗い流さないトリートメントが髪1本1本をコーティングします。
毎日髪を乾かしている間にも、熱によりダメージを受けます。ですから、乾かす際には洗い流さないトリートメントを使用すると良いですよ。
洗い流すトリートメント
シャンプー直後濡れている髪は、キューティクルが開きます。開いている状態の時に洗い流すトリートメントをつかうことにより、髪内部へ補修に必要な栄養が届きます。
美容師直伝!洗い流さないトリートメントの使い方とタイミング
洗い流すトリートメントと、洗い流さないトリートメントの2つのタイプを併用することで、栄養を与えたあとに、その栄養を外に逃がさないようにすることが出来ます。
それでは、洗い流さないトリートメントの正しい使い方とタイミングをご紹介します。
お風呂上がりに
シャンプー、トリートメントを終えたあと優しくタオルドライをします。
優しくポンポンと、包み込むように行うのがポイント。
ゴシゴシやると、摩擦でキューティクルがはがれます。
ダメージが気になるところを中心に使用します。
が、頭皮や髪の根元につかうのはNGです。
使い方
- 手のひらにトリートメントをとります
- まんべんなく手のひらにのばす
※ 手のひらの熱で温めると浸透しやすいので出来るだけやって欲しいです。 - 髪の真ん中から毛先に向かってつける
※手ぐしを通すイメージ - ダメージ具合をみて追加する
※毛先に揉み込むように!! - 粗めの櫛で梳かしたあと、ドライヤーをする
※根元から毛先に風をおくる!近づけすぎない
スタイリング前に
ヘアアイロン、コテは高温になるため、髪へのダメージが大きいもの。
使い続けると毛先がバサバサになり、
熱変性が起こります。
必ずトリートメントを使用してからスタイリングに入るとGOOD!
熱ダメージが気になる方や、
毛先がパサパサで水分量がたりないなと感じる時はオイルタイプのトリートメントを使いましょう。
おすすめは、
・sizqu essence(シズク エッセンス)洗い流さないトリートメント
です。オイルの皮膜が熱ダメージを抑えてくれます。
ツイッターでもコメントがいくつもあげられています。一部を抜粋
シズクエッセンスのサンプル使ってみました☺️
タオルドライの後に使ったら、ドライヤーの時間が短くなりました❤️
さらさらで髪が軽くなって、好みの仕上がりだったので、本品購入検討します😍 pic.twitter.com/R5tOA2Uq2K— marie♡ (@marimarie2525) 2016年10月10日
ナカノザダイレクトさんの
シズクエッセンス
洗い流さないトリートメント。
こちらのモニターをさせていただきました。
トリートメントってちゃんと
塗り方があるんだね!!
書いてあったとおりにやってみたら
ほんとに指通りがよくなったよ~
是非お試しあれ。 pic.twitter.com/SPEUMvfSY5— みん (@aaaxmin) 2017年7月14日
正しい使い方でさらつやふわ!
洗い流さないトリートメントをつかうタイミングは
「お風呂上がり」と「スタイリング前」です。
お風呂上がりは、お風呂で使った洗い流すトリートメントの効果をさらに引き出しますし、スタイリング前は熱ダメージを抑えます。
ダメージは、したい髪型・髪色にすごく影響します。
パサパサな髪のせいで、可愛いアレンジやヘアセットをしてもイマイチ決まらない…ということもあります。
ダメージが進行すれば、ロングヘアをショートに切らなければいけないということもありえます。実際、せっかく時間をかけてのばしても、ダメージが進行しすぎて切らなければいけないという方を見て来ました。伸ばすのは時間がかかります。その忍耐と努力は一瞬で無くなってしまうのです。
サラサラ艶々ふわふわな美髪は、美容師だけではつくれません。
日々のメンテナンスや美容院でのメンテナンスを続けていくことで美髪は手に入るのです。