あなたはドライヤーを使って髪をきちんと乾かしてから寝ていますか?
面倒臭いですよね。

私も私の主人も極度の面倒臭がりなのですごくわかります。
ですが、うちは二人とも美容師なのでお互いに乾かし合っています。

ロングヘアの方は特に自然乾燥にしてしまうのではないでしょうか。

今回は髪の毛の乾かし方について詳しくご紹介していきます。

髪を乾かさないとどうなるの?

  • 生乾きだと頭皮に雑菌が繁殖しやすくなる
  • 頭皮のニオイの原因になる
  • 髪がパサつく
  • 修復不可能レベルのダメージになる

これは全て髪を乾かさないで自然乾燥すると起きる
デメリットの一例です。
髪は乾かしたほうがいい
この一言に尽きます。

ドライヤー使用前のウォーミングアップとは

しっかりとタオルドライ

しっかりと水分を摂りましょう。
こすってはいけません。

頭皮は揉むように指先を動かし、水分を摂ります。
頭皮マッサージにもなるのでついでに頭のツボも
押すといいですよ!(こめかみや首のツボ等)

タオルドライが不十分だとドライヤーで乾かすまで時間がかかり、
長時間の使用は髪を傷める原因に。

洗い流さないトリートメントで髪を保護

ドライヤーの熱でも髪は傷んでしまいます。
大事な髪を傷めないように洗い流さないトリートメントで髪を熱から守りましょう。
洗い流さないトリートメントにはいろいろなタイプがありますが、
大きく分けると四種類あります。

どれを使うかによって乾いた後の質感や仕上がりに影響します。
どんな髪になりたいかで選びましょう。

また自分にあったものを選ぶことで、
より美しい髪に導いてくれるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでも自分の髪質が分からないという時には、
美容師さんに髪質を見てもらうと良いでしょう。

ミストタイプ

一番さらっとつけられるタイプです。
猫っ毛や髪の細い方におすすめ。
一方でしっとり重めが好きな人には
物足りなく感じるかもしれません。

オイルタイプ

一番万能なのがオイルタイプ。
オイルも軽め・重めがあるので用途に合わせて使うと良いです。
ちなみに私は、重めのオイルは濡れた髪、
軽めのオイルは髪を巻く前や出かける前につけるのを
おすすめしています。
重めオイルは、ドロドローっとしているので仕上げに使うと
巻きが取れやすいのでオススメはしていません。

乳液タイプ

こちらも万能型ですが、若干重めです。
ただパサつきの改善には最適です。
例えばカラーやパーマ後はパサつきがちなので、
施術一週間は乳液タイプを使ってあげると良いですよ!
ハイダメージには乳液タイプが断然おすすめです!

クリームタイプ

一番しっとりするタイプです。
広がりや癖を抑えるならクリームが最適です!
クリームとオイルを混ぜてスタイリング剤として
使うのも良いです。(これは物によります)

ポイント
トリートメントをつけるときは10円玉くらいを手のひらに出し、
手の熱で温めながら馴染ませ髪につけます。
温めることで適量つきますし馴染みも良くなります。

粗めのクシで溶かすと尚良いです。
細かいクシだとせっかくつけたものを取ってしまうので
注意しましょう!!

美容師直伝 ドライヤーでの乾かし方とは

根元と前髪から

前髪は癖がつきやすく変な癖がついてしまうので
最初に乾かしましょう。

そして根元から乾かすと時短になります。
後頭部は髪が集まるところなので、先に乾かすと早いです。

また毛先から乾かすとオーバーワークになり、
バサバサの状態に陥ってしまいます。

根元を乾かしていると自然と毛先も乾きますので
まずは根元から完全に乾かしてあげましょう。

ドライヤーの距離

ドライヤーは100℃以上あり髪に近づけすぎると、
髪も頭皮も火傷します!最低でも20cmは離しましょう。

分け目をなくす

スタイリングしやすくするためには、癖がないほうがいいので
髪を左右に振ったり根元をこすったりしながら乾かします。

左右に振ったり、根元をこすると髪がふんわりしてくるという
メリットがあります。
ただ、全体的にやると全部がふんわりして頭が大きく見えてしまうのでトップと前髪、後頭部だけにします。

ポイント
毛先は9割乾いていたら大丈夫です。
それ以上乾かすとオーバードライになってしまうので
軽めのオイルやワックスをつけてツヤ感を出しましょう。

 

美容師が教えるおすすめのドライヤーとは

リュミエリーナ ヘアビューザー

美容師にも大人気のドライヤーで、髪を綺麗にしてくれる
”バイオプログラミング”という技術があり話題になりました。
魔法のドライヤーとも言われているので、ご存知の方も
多いのではないでしょうか?

髪だけでなく肌に冷風を当てると、リフトアップ効果もあり
非常に優秀なアイテムです。

値段も通常より倍はしますが、美容師も使う物なので
間違いはありません。

Nobby ヘアドライヤー

美容師が一番使っているのがNobby。
値段がそこまで高くなく、風量が素晴らしいので
我が家ではこれを使用しています。
プロ用なのに軽いのでとても使いやすいです。

まとめ

濡れた髪を乾かすことはシャンプーやトリートメントと同じくらい
髪には大切な行程なのです。
どんなに髪をいたわってもいても、乾かさなければ一緒です。

サラサラツヤツヤの理想の髪にするのには
毎日ドライヤーで髪を乾かしてあげましょう。

髪が短く放っておいたらすぐに乾くからと言って
ドライヤーを使用しないのではなく
髪や体を洗うのと同じように、一つの行程として
取り入れることが大切です。

もちろん女性だけではなく男性もですよ!
あなたもぜひ今日からきちんと髪を乾かす時間を作ってみてくださいね。